鍼灸おもしろ豆事典
[にっき]
今回は鍼灸科から、「おもしろ豆事典」です。
鍼灸の漢字を分解すると鍼は「金」(かねへん)と「感」の下にある「心」を外した部分から構成されています。それはどうしてか分かりますか。
鍼は太鼓の時代から使われていたと考えられていますが、当時は石で作られていました。その後、青銅器などの発達するなかで鍼も金属となりました。そして、これを体内に支刺入すると独特な感覚が生じます。つまり金属製の鍼を体内に刺すことで特別な感覚が起こるというところから「鍼」という文字が出来た訳です。「はり」の漢字は、針金、縫い針などのように、一般的に「針」が用いられますが、漢字の持つ意味は全く違うのですよ。英語でも鍼はacupuncture(アクパンクチャー)、針はneedle(ニードル)とかpin(ピン)などと別の単語となっています。
では灸はどうでしょうか。
こちらは「久」と「火」が組み合わさっていることが分かりますね。これはなぜだと思われますか。灸も大昔から病期の治療に使われていたようですが、一度ツケタ種火を消さないようにするため、小さな容器に入れて持ち歩いたと言われています。また皆さんご存知のように灸は点火してから数秒もしくは数10秒燃焼し続けます。また灸は慢性の病気に大きな効き目を発揮します。こうしたことから時間の長いという
意味を持った「久」と「火」が組み合わされたと言われています。
漢字っておもしろいですね。
実は医学の「医」も分解すると「 」(はこがまえ)と「矢」という字から成っていますね。実はこの「矢」は治療の針(鍼)を指しているのですよ。はこがまえ」は鍼を収めておくための道具を表しています。つまり鍼箱を指しているのです。
では今回はこのへんで



